2025年1月29日水曜日

6年生のスチューデントシティ


 先週の23日(木),6年生のお友達は,子ども体験プラザでスチューデントシティの活動を行いました。



 スチューデントシティでは,子供たち一人一人が企業の一員として「働く活動(労働)」と,市民の一人として「買う活動(消費)」を繰り返し行い,社会生活がどう成り立っているのかを体験を通して学習します。
 


 社会や経済の仕組み,働くことの意義,仕事を通して支え合う生活を身をもって体感することがねらいです。未来の街,スチューデントシティ。それは,未来の社会を担い手になる体験を意味します。



 そして,スチューデントシティにある企業ブースは全て,次代を担う子供たちの教育に賛同した企業の職員が在中し,子供たちに一人の大人として接してくれるのです。当日は保護者の皆様にもボランティア(人生・社会の先輩)として活動を支援していただきました。ありがとうございました。



 当日は長命ヶ丘小学校のお友達と一緒に活動しました。ガイダンスが終了すると,子供たちはそれぞれ企業のブースに配属され,接客の仕方や仕事の内容などを確認し,社会人として働きます。他校のお友達と一緒に活動することで,始めは大変緊張していた様子が見られました。



 しかし,販売方法を考えたり,宣伝を工夫したりする中で,各ブースでチームとしての連帯感が高まり,協力して生き生きと働く姿が見られるようになりました。



 スチューデントシティのマネージャーは前校長先生です。懐かしい再会となりました。仙台市では,小学生全員がこのスチューデントシティの活動を体験します。東日本大震災の復興としてカタールが支援して整えられた学習施設であり,他の市町の教職員から大変うらやましがられる有意義な教育の機会でもあります。


 卒業を前に社会について体験を通して学んだことは,これからの子供たちの生活に生きて働く力に結びつくことと期待します。きっと大変疲れたことと思います。6年生,よくがんばりました。ご協力いただいた保護者の皆様,あらためて大変ありがとうございました。