食材王国みやぎ「伝え人(びと)」~5年生の調理実習~
昨日,5年生のお友達が宮城県の『食材王国みやぎ「伝え人」』という取組を行いました。
この制度はプロの料理人さんや食に関わる方々を講師にお招きし,食に関する体験や食育を行い,宮城県の食の豊かさを学ぶ事業です。
講師としてお招きしたのは,全国的にも有名な中華料理のシェフの方です。今回は宮城県の食材を使って,豚汁作りを行いました。
講師の先生は,調理の手順を示しながら,食材について,作り手は食べる人の気持ちを考えて調理すること等,大切に考えていることを分かりやすくお話して下さいました。
豚肉,白菜,ねぎ,ごぼう,にんじん,セリ,じゃがいも…。使った食材は出汁昆布以外全て宮城県産です。
すぐに子供たちはうちとけ,いろいろな質問をしていました。
レシピも用意していただきました。
味わう人のことを考えて必ず自分で味見をするんだよ,納得させられました。大人が聞いてもいいお話をたくさんしていただきました。
プロの料理人さんが作った,素材のうまみが引き出された豚汁。私も試食させていただきましたが,抜群の美味しさでした。
5年生から始まった家庭科の学習,調理実習も何度か行ってきましたが,野外活動のカレー作りを経て,子供たちの作業もテキパキしてきたように思いました。
野菜を切ったらその都度皮を捨て,まな板を常にきれいにして使うことも教えていただきました。
講師の先生は優しいまなざしで子供たちを見つめ,調理についていろいろとアドバイスしてくださいました。
お肉を炒め,野菜を加えていきます。
教えていただいたように味見をしっかりしました。「あっ,ごぼうの味だ,これ!」こんなつぶやきが聞かれました。
さあ,プロに教わって作った豚汁を味わいましょう。
美味しい顔って,こんな顔!
みんないい表情で食べていました。
調理中や試食中も講師の先生がたくさんお話してくださいました。特にお出汁のお話。おつゆを味わってくださいね,の語りが印象的でした。
自分で心を込めて作れば,苦手な野菜なんてないんですね。どの班もお代わりをして完食でした。
お家で親子で豚汁を作ってみてはいかがでしょうか。






















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