地域合同防災訓練
10月25日(土),向山小学校を会場に地域合同防災訓練が開催されました。
SBL(地域防災リーダー)の皆さんが中心になって進めていただきましたが,学校からは防災主任が防災タイムについて紹介しました。
学校の防災教育がどのように行われているのかを地域の皆様に知ってもらうことができました。
実際に参加した子供たちと一緒に全員でシェイクアウト訓練を行いました。
その後,地震が発生して避難所を解説する所から訓練がスタートしました。避難所として体育館が使えるかスタッフが確認中に,市の防災リーダーも務める地域の方が参加した皆さんにお話をしてくださいました。
受付名簿に記入したり,町内会毎に集合したりする避難所開設訓練を行いました。
次に校庭に移動し,水道局の方に校庭に設置されている臨時給水所の紹介をしていただきました。校庭には100㎡という大きなタンクが設置されており,普段は水道管の一部として水が流れています。大きな揺れがあると弁が閉じ,給水タンクになるという仕組みです。子供たちも給水作業を体験しました。
6ℓ入る水のリュックを背負わせていただきました。実は私も東日本大震災の際に学校職員としてここで水を分けていただきました。
学校の校庭にこうした設備があるのは珍しく,太白区では向山小だけです。
高台にある向山地域は水の確保が課題になりますので,こうした備えがあることは安心です。水道局の皆さん,詳しく説明していただきありがとうございました。
次に日本赤十字の皆さんによる段ボールベッドの組み立て講座がありました。
段ボールベッドがこんなに簡単に作れ,こんなに丈夫であることを知ることができました。貴重品を収納することもできるようになっていて驚きました。
参加した皆さんのとっても,実りの多い体験になったことと思います。
最後はカセットボンベを使った発電機の操作です。照明器をつけてみました。
子供たちも発電機の操作を体験しました。全員動かすことができました。体験する訓練が多かったことが今回の防災訓練の成果だと思いました。





















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