銀木犀の香り
体育館通路のそばに銀木犀の木があります。今,薄黄色いきれいな花が満開になっています。
昨日,登校する子供たちが口々に「金木犀の香りがする」「あまい,いいにおいがする」等と言っていました。中には「トイレの芳香剤のにおいがする」なんて言う子も…。
子供たちが日常のふとした変化に気付き,それを話題にすることがすごいなと思いました。通学中にも,目や耳や鼻を働かせ,いろいろなことを感じているのですね。大人が教えるのではなく,子供たちが大人に報告してくれたことが素敵だなと思いました。
子供たちは金木犀だと思い込んでいますが(自分もでしたが),花の色が薄いので銀木犀なのだそうです。金木犀よりも控え目で柔らかい香りが特徴なのだそうです。用務員さんも気付いて,枝を玄関に飾ってくれました。
学校のいろいろな場所で銀木犀の優しい香りが迎えてくれます。
子供たちが銀木犀の香りを味わいつつ登校できるのも,向山小が緑に囲まれた自然豊かな学校で,季節の変化を感じやすいことも影響しているのだと思います。来校された際には,ぜひ銀木犀を眺め,香りを感じていただきたいと思います。
今日の1年生のお友達。校庭で体育の学習中。上手に逆上がりをするお友達を発見。
逆上がり練習機を使って練習するお友達もいました。
日常の学校生活にしっかり溶け込んでいるこの大きな松も近く伐採されることになりました。なんとも残念で寂しい思いがする9月の終わりです。
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